そんな雰囲気を係の人も感じ取ったのか、上司らしき人を呼んで来て、改めて別のカウンターで私の主張を聞いてくれました。
その人も、私の言っていることが真実だと感じたらしく、おもむろに電話をかけ、お伺いをたてている様子でした。
これはうまくいくか?と思っていたら、私の免許の翻訳をとりだして、「これは翻訳が悪い、翻訳に、First Class Large Sized Motor cycle と書かれていなければ、免許は書き換えられない!」と言うではありませんか。自分たちで翻訳業者を指定しておいて、言うに事欠いて翻訳が悪いとは......
でも私が確かにニューサウスウエールズのバイク免許に値する日本の免許を持っていることは分かってくれたようです。じゃあさっさとくれればよさそうなものですが。
そして、「もう一回翻訳業者に行って直してもらってこい、さもなくば、日本の領事館に行ってこの免許が確かに日本の二輪免許で最高のものであるという証明を一筆書いてもらってこい」だそうです。
冗談じゃないよと思いつつ、ここではこれ以上の進展は望めないと思い、しょうがなく今度は翻訳業者に翻訳をやり直すよう、乗り込むことにしました。

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それで、免許をもらうべく意気込んでRTAにでかけ、カウンターの係の人に事情を説明しました。その人は、日本のバイクの免許があればそのままニューサウスウエールズのそれに書き換えられるということを知らなかったらしく、パソコンで確認していました。
あら、そうだったの?とでも言いたげな表情でその人は私の免許証の翻訳を手に取りました。そしておもむろに、
「あなたはやっぱり試験を受けなければ免許はあげられないわ。」
と言うではありませんか。
なぜ?と説明を求める私に、
「この翻訳だと、あなたのバイクの免許はモペット(原付)ということになっている。だから試験を受けなければだめです。」だって。
そんなばかな。よく見てよとなおも食い下がり、自分でも確認すると、4っつある免許(車普通、大型、バイク大型、原付)が、車の2つがひとくくり、バイクのがこれもひとくくりになっていて、あたかも2つしか免許がないように書かれていました。そして、問題のバイクの免許は、
"large sized motorocycle;moped"となっていて、ちょっと見では原付の免許のように見えてしまうのでした。よくみれば判るはずですが、係の人はこれはモペットの免許だと言って譲りません。
違うぞぉぉぉー
シドニーに代表されるオーストラリアの和食業界の情報や事情など、私の知っている限りのお話ですが、今後渡豪して和食関係の仕事をお探しになる方々のために、少しでもお役に立てれば幸いです。
まず肝心の求人ですが、はっきり言って豊富です。常に複数の求人を見つけることができます。選り好みさえしなければすぐ就職できますし(もちろん経験や実績にもよりますが)、選り好みすることもできます。
そういう意味では、仕事探しと言うよりは仕事選びという方が適当かと思います。
かといって万々歳かと言えばそうでもなくて........
その時に髪の毛がボサボサのまま写った自分の免許証を見て、”あれ?”っと思いました。二輪の免許が付いてこなかったんです。
”ああ、やっぱり車とバイクは違うんだ”と、その時は一人で納得しましたが、後日RTA(交通を管理する役所)のホームページを見ていたら、こんなことが書いてあるのを発見しました。
以下の国の二輪免許保持者は実技、筆記試験を受けることなくオーストラリアの免許に書き換えることができる云々。そしてそのリストの中にありました。JAPANの文字が。
えーじゃあ何で自分はもらえなかったんだろう?おかしいじゃないか?
次の休みの日、日本の免許証と以前してもらった翻訳を持って、勇んで近所のRTA事務所まで出かけました。
きちんと説明すればすぐもらえるはずです......と思っていたら....
結果から言いますと、連れて来ることができませんでした。
何もわからない所から調べて、オーストラリア検疫から輸入許可をもらって、さあ、これで後は日本からの輸出許可と搬送の手配だ!と業者に航空輸送の予約をし、オーストラリア国内の検疫所(30日間猫が留まる所)の場所まで確保したというのに。
最後の最後で輸出許可証にサインがもらえませんでした。
何故? こともあろうに、うちのネコがFIV(ネコのエイズ)に感染していることが発覚したからです。がーん。
野良猫出身のネコですから、やはりそういう可能性はあったということでしょうか。もちろん発病はしていなく、見かけは健康そのものでしたが。
獣医が言うには、野良猫のほとんどが感染していて、寿命は飼い猫の半分程度だそうです。
今は日本の私の母が面倒を見ています。今頃何をしていることやら。
我が家の娘も家で過ごしたり、友達と遊んだりしています。言い遅れましたが、娘は3月の6日から近所の公立に通っています。初日はさすがに緊張した様子でしたが、3日もしたら私に”朝送らないで!歩いていく!”と言って車での送りを断り、翌週には家内の帰りの迎えも断って、同じフラットに住む子と一緒に帰ってきました。
子供の順応力とは大したもんです。結局数日で学校生活を軌道に乗せた様子です。
それにしても、ここでは子供たちだけで三々五々登下校しているのには少し驚きました。
アメリカ並みに親が完全送り迎えをしているかと思っていましたから。それだけ治安が良いということなのでしょうか?
英語の聞き取りは多少できるものの、ほとんど話せない彼女のために、学校では1時間目を別室で英語のトレーニングをしています。これは特別なことではなく、英語が話せない子のためにそういうシステムがあるようです。
それにしてもこの学校、私たちにとってはいい環境です。何せ全校生徒500人のうち、今年度は日本人はうちの子ただ一人。他には、母親が日本人という子が一人、韓国人で日本語を話せる子がこれまた一人。それだけです。いつでもこの子たちとだけ話している訳にもいかないし、ましてや日本人でグループを作ることなどできないので、否応でも英語を使って地元の子たちと交際するしかありません。
これが日本人の多いノースシドニー地区の学校だったらこうは行かなかったでしょう。ノースシドニーには日本人の母親のサークルもあるようです。
ちなみに私の住んでいる地区では、日本人は非常に少ないです。今まで一度も会っていません。
それから、後になってわかったことですが、この学校、地元では評判の学校で、校区外からのいわゆる越境入学の申し込みが後を絶たず、最近は皆断られているそうです。そんなところにたまたま来てひょいと入学できた我が娘。うーん、幸運。
我が家では、子供の学校は始めから公立と決めていました。何故ってお金がかからないからです。私立は高いです。日本人学校は始めから対象外。いづれ日本に帰るのならともかく、この国で暮らしていかなくてはならない由。
それにしても、私は浅はかにも子供の学校の善し悪しなど考えもせずに住む所を決めましたが、(幸運にも良い学校:この地区には、他にも良い学校が集まっているそうです:にあたりましたが。)これから子供さんと一緒にオーストラリアに来られる方には、学校のリサーチを充分されることをお勧めします。
続きは後ほど。
まず住環境。町の喧噪からはなれて静かです。それでいていくつかのショッピングセンター、子供の学校、遊べる公園や習い事のできる大きな施設に、いづれも車で7、8分以内で行けます。
そして今でも感謝しているのが、このフラットの先住民である(あった)方。おかげさまで何の苦労もなく新生活をスタートできました。普通なら1から10まで、家具等をすべて自分で手配しなければならない所を、一部購入したものを除き、ほとんどを譲って頂きました。結果、1から3.72くらいまでで済みました。
洗濯機、毛布、ダイニングテーブル、いす、本棚など大物から工具セット、タオル、果ては冷蔵庫の中身まで。助かりました。
もっと助かったのは、生活を始めるにあたってまずは無くてはならないもの、ガス、電気、電話そしてインターネットなどの手続きをやって頂けたことです。すべて名義変更で済ますことができました。
でも本当に助かったのは、来たばかりの家内や子供たちの面倒を、私が仕事に出ている間よく見て頂けたことです。感謝しています。
幸運な話はまだあります。子供の学校です。
それはこの次とさせてください。

おいしいラーメンが食べたいっす。
そして去る3月30日、私が調理師として働き始めて20年がたちました。
20年。ひと一人成人しているなぁ。この20年間、私は調理師として何をしてきたのでしょうか?たいしたことしていないような気がします。
それはそうと、3月1日、午前中休みをもらって空港まで家内と子供を出迎えに行きました。
ついに家族4人の新生活の始まりです。
予想通りなかなか出てこなくて、本当にこの飛行機に乗ってきたのか?と思い始めた頃、青いTシャツを着た息子がスキップをしながら到着ロビーに現れました。さしづめ記念すべき彼のオーストラリアでの第一歩とでもいったところでしょうか。
オーストラリアの風景の中に家内と子供たちがいるのは、なんだか新鮮で不思議な感じがしました。永住権の申請準備を始めてから約1年半、本当にここまで来たんだなと、感慨もひとしおです。
そういえば去年の今頃はIELTSの受験で大変だった頃でした。
何をしていても、何もしていなくても、時だけは確実に過ぎていくものです。
たくさんの荷物と共にタクシーに乗り込んで、いざ新居へと出発です。これから約2週間、今住んでいる方がフラットを去るまで共同生活の始まりです。
これがまた、最近自他ともに認める私の悪運の強さを物語るもので。。。
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